2006年 再起 2006

都リーグからの再挑戦

再起をかけて臨んだ都リーグは開幕戦こそ9-1と大勝するも、2節目で引き分け、3節目に敗戦、4節目も引き分けと4試合終えて1勝1敗2分けと最悪のスタートを切る。まさに崖っぷち状態だったがここからチームが奮起。

残り7試合を全勝し8勝1敗2分で終え首位のカフリンガに勝ち点1届かずに準優勝となるが、新設された関東2部へ昇格することとなる。

選手権・関東大会初出場

  • 集合写真
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4年連続でベスト8止まりだった選手権も準々決勝をついに突破。準決勝でSHARKSに敗れるも関東大会行きをかけた3位決定戦はカフリンガと対戦。前半0-3で折り返すも後半残り数分となってから入団3年目で完全にチームの核となっていた荒木淳がゴールし1-3とすると第2PKを中野泰宏が決め2-3。関西から駆け付けた美好裕輔が右サイドをぶち抜きセグンドまでボールを出すとそこに再び中野泰宏が滑り込んで終了間際で3-3に追いつきPKに突入。渡邊博之が1本止めたのに対しZOTTは5人全員が決め初の関東大会行きを決める。ちなみにこの時のPKの5人目は中野泰宏で、完全に中野泰宏がヒーローになった試合だった。

関東大会は初年度のFリーグ入りを目指す府中アスレと対戦し善戦するも敗戦。アスレには2016年からZOTTの育成アドバイザーとなる鈴木隆二さんもいた他、前田喜史さん、完山徹一さん、小山剛史さん、ベッチーニョ等の日本トップクラスのメンバーが揃っていて、この後全国大会の決勝で初代の名古屋オーシャンズ(この時の名前は大洋薬品バンフ)で敗れるまで勝ち続けることになる。

試合後の写真
試合後の写真

3年越しのリベンジ

年末に行われた御殿下スーパーカップでは2003年同様準決勝で日本代表で構成されたバウスポーツと対戦することとなったがGKの安藤貴男が神がかり的なスーパーセーブを連発しまさかの4-0で勝利。
3年越しのリベンジを果たす。当時スペインに渡っていた木暮賢一郎さんや小野大輔さんも要するチームだっただけに勝利の喜びも最高だった。