2004年 転落 2004
関東リーグ開幕戦
荒木淳(2007~2018の11年間キャプテンを務める)が加入。ブラジル発のフットサルブランドDalPonteとサプライ契約を結ぶ。松田啓佑を新キャプテンとして新シーズンがスタート。
ついに夢にまでみた関東リーグの舞台で戦えることになったがメンバーの大半が大学を卒業し社会人となり今までのような練習ができなくなってしまう。小田原の参入戦の後、メンバーがほぼ集まったのがまさかの関東リーグ開幕戦だった。
開幕の相手は前年度の関東リーグ王者だったSHARKS。寒川体育館で行われた試合は超満員でスカイAというCS放送も入っていた。まさに自分たちが思い描いた夢の舞台そのものだったが、試合開始早々はうまく運ぶことができずに、後半残り3分まで2-5と力の差をみせつけられてしまう。会場の大半がSHARKSの勝利を確信していたと思うが、ここから参入戦の勢いを思い出したかのように反撃を開始。エース松田啓佑の伝説のリフティングからのボレーが決まると立て続けに松本大志、小笹祐介がゴールを奪い5-5の同点で試合を終える。
再び参入戦へ
その後FUTURO戦は負け、MALVAに引き分けと苦しむも、4戦目のロンドリーナ(現Fリーグ湘南ベルマーレ)戦で初勝利。波に乗りたかったがプレデター(現Fリーグバルドラール浦安)戦で負けるとカスカベウ(現Fリーグペスカドーラ町田)戦でも大敗。同じタイミングで昇格したBlackShorts戦でも敗戦と連敗してしまう。
切り替えて臨んだGALO戦と柏RAYO戦で2連勝し中位まで順位を上げるも、ここで事件が発生。運営上のミスから貴重な勝ち点をはく奪されてしまう。
残す2試合はこの時点で1位だったFIREFOX戦と2位であった府中アスレ戦だった。どちらも善戦するが勝利には届かずに結果的には10位でリーグを終了するも、前述の勝ち点剥奪により11位に順位を下げ、再び参入戦行きとなってしまう。
宇都宮で行われた参入戦は小田原の時同様3試合勝ち抜くことで関東リーグに残留ができる。初戦の相手は東京代表の小金井ジュール。圧倒的に押して押して押しまくるも決めきれずに迎えた後半残り1分、カウンターから失点を喫し0-1での敗戦。まさかまさかの1年で関東リーグから東京1部へ降格となってしまう。この試合で勝てば仕事で参入戦の1日目を仕事で来れなかった、美好裕輔や秋山勇樹と言った主力も2日目から来られる予定だったので本当に悔やまれる敗戦となった。皮肉にもこの時のフットサルナビに載った『転落』という題名の記事が有名になる。
学生リーグ2連覇
オフィシャルリーグは関東リーグからの降格となったが少ない人数で臨んだF-NETの学生リーグは優勝し2連覇。これにより学生リーグはZOTTとしては引退。また学生だけで臨んだフルキャスト楽天カップでは全国優勝を果たしイタリア旅行をGETと明るい話題もあった。
全日本選手権は都大会の準々決勝でまたしてもFUTUROに敗れベスト8止まりだった。